ライバルが強くなければ 自分も強くならない。
松下幸之助
引用先や背景について:
松下幸之助 「成功する力」
からの引用です。
元松下電器商学院長・元松下流通研修所代表 コンサルタントの大西 宏氏が、松下幸之助氏本人や、先輩社員を通じて見聞きして学んだことをまとめた本です。
確かに人間というのは、共に強くなる相手がいないとどうしても慢心してしまい「この辺で十分だろう」とだらけてしまうものかもしれません。
かの徳川家康も、武田信玄死去の報を知った次のように言ったそうです。
「隣国に強大な敵がいれば、我々は自然と武道に励み、政治も慎重になって失敗も少なくなる。
したがって信玄という存在が我々を緊張させ、徳川長久の基ともなったといえる。
隣国に強敵がいなければ、弓矢の道に疎くなって次第に弱体化してしまうであろう。
信玄のごとき敵の死は決して喜ぶことではないのだ」
松下幸之助氏について(wikipedia等から抜粋):
1894年〈明治27年〉11月27日 – 1989年〈平成元年〉4月27日)日本の実業家、発明家。
パナソニック(旧社名:松下電器産業、松下電器製作所、松下電気器具製作所)を一代で築き上げた経営者である。
自分と同じく丁稚から身を起こした思想家の石田梅岩に倣い、PHP研究所を設立して倫理教育に乗り出す一方、晩年は松下政経塾を立ち上げ政治家の育成にも意を注いだ。