名言美人:なかぬなら、なかせてみせよう…で頑張るのは

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「なかぬなら、なかせてみせよう、ほととぎす」

この名言を座右の銘として頑張るのは、東京主要部・横浜で4店舗を構えて着物レンタルショップ「あき」を運営する有限会社ベル・コーポレーションの代表取締役社長の鈴木健太郎氏です。

通販を中心とした着物レンタル会社が多い中、店舗を構えた運営には、社長の「想い」がありました。

不可能を可能にしようという気性に惹かれて

(編集部)
ホトトギス名言シリーズ中で、家康ではなく秀吉の名言を座右の銘にされているところが面白いな、と感じたのですが。

(鈴木氏)
着物業界に共通の悩みとして、どうしたら着物をもっと身近に感じていただけるか、という点が挙げられます。どう工夫すれば着物を身近に感じていただけるかと考えている現状の中で、不可能でも可能にしようという秀吉の気性を表したこの名言が気に入りました。

(編集部)
なるほど、着物を身近にする取り組みですか。もっと気軽に着ることができる着物を開発するとか・・・?

(鈴木氏)
そういう方向の取り組みもあると思います。

「自分で着る難しさ」は、同時に、個性と美しさを生み出すポイントでもある

(鈴木氏)
ただ、着物のハードルを高くしている原因である「自分で着る難しさ」は、同時に、個性と美しさを生み出すポイントでもあるんです。例えば、洋服はボタンを締めれば簡単に着ることができます。

だから洋服は気軽なのですが、基本的には、みんな同じスタイルで着ることになります。

一方、着物は着こなし方それ自体がセンスの出しどころであり、ピシッと決めるか、色気を出すか、着こなしで多様に変化させることができます。742
確かに万人受けを狙うなら、ゴムのベルトなどで誰でも着ることができる着物が便利だと思いますが、個性がなくなり美しさを失ってしまうのです。

「万人受けする便利さ」と「個性」の狭間で

(鈴木氏)
そのため当社では、着物を活かす「着付け」を一緒にご提供できるように、東京主要部・横浜で4店舗を構えています。

他社様など、コスト削減を重視して通販を中心とした取り組みが多い中、ベテラン着付け師による苦しくなく、美しい着付けをご提供できるように店舗を構えて営業しています。

そして、お客様の個性と魅力を引き出せるように、着物専門学校講師を20年以上務めた専門性の高いスタッフだけでなく、ファッション業界に長年携わっていたスタッフや、現役スタイリストさんや若手スタッフなどを交えて研究し、幅広い年齢層のお客様にとっての最良の着付けについて日夜研究し、研鑽を重ねています。
スタジオ撮影やヘアーメイクも全て店舗にてワンストップで行える体制を整え、お客様の美しい着こなしをサポートしています。

余談ですが、男女ともに多くの方が、成人式の際、初めて着る着物で、「可愛いけど、格好いいけど、それ以上に苦しい!」という経験がトラウマになっているようです。

ベテランによる着付けを体験いただくと、個性を出しながら、しかも苦しくない着こなしの楽しさをご体感いただけると思います。まずは着方についてのネガティブ要素を払拭するだけでも、だいぶイメージが変わると信じています。

失敗できないプレッシャーの中で

(編集部)
なるほど、「着付け」へのこだわりがあるのですね。大変なことはありますか?

(鈴木氏)
はい。現状、お客様が着物を利用されるのは、結婚式や成人式など特別な機会であることが多いです。

そうした機会を通じて、お客様の「幸せのお手伝い」が出来る事はとても嬉しいことです。逆に、失敗すると取り返しのつかないというプレッシャーがあります。
しかし、大手にはない柔軟性、ハートを接客に出せる強みを活かして、頑張っています。

(編集部)
柔軟性ですか。

(鈴木氏)
はい。以前、外国からの若いお客様(オーストラリアの大学生)の神前挙式を執り行わせていただいた事があります。
初めは衣装レンタルのみのお話だったのですが、「あんた英語出来るなら、場所も探してあげなさい」という当時の社長の一声から、最終的には挙式のトータルコーディネート、挙式に参列までさせていただきました。

当時の新郎は東大に交換留学生として来日し、新婦が彼の元へ訪れた際、日本の伝統的な神前式ならびに花嫁衣装に感銘を受けたようでした。

日本の心を理解してもらう喜び

(鈴木氏)
神社が決まると神主さんより、神前式を行うに当たり、神様についての座学があります。日本人でも4時間かかる超専門的内容(笑)をお二人は二日間、真剣に受けられました。743
その際の通訳はプロの方です。

そして挙式当日、両家のご両親がオーストライリア、イギリスより大集合、そして全員が着物をお召しになり、式に臨まれました。

前日に新郎新婦より、「あなたが参列しないでどうするの!?」とお誘いを受けた時は戸惑いましたが、とても良い式となり、あの時の達成感は今でも忘れません。

(編集部)
レンタルという業務をはるかに超えたお仕事になったのですね。

(鈴木氏)
はい。滞りなく挙式を終え、ご家族の皆様に喜んで頂けた事はもちろん嬉しかったと思います。

しかし、人種に関係なく、日本人の精神を理解される方がいらっしゃると気づけた事が、今思うと一番嬉しかったんだと思います。
同様に、特に若い方など、日本人でもまだ着物の良さを知らない方にも、着物の良さを伝えていきたいと考えています。

「着物って、意外といいですね!」が嬉しい

(鈴木氏)
確かに、着物の良さを知るには、若干の知識が必要になることは否めません。着物本来の良さは素材に始まり、製法、柄や色ひとつにしても深い意味が込められていますから。
見る、着る側にも若干の知識があった方が、本来の着物の良さを知ることができると思います。

しかし、そういった点は、店舗で私たちがしっかりとお伝えすることで対応できると考えています。

お客様は、難しく考える必要はなく、単純に格好いい!可愛い!綺麗!で十分です。
日本人の民族衣装だから、正装だから、ではなくファッション性を重視し、コンパやデートの勝負服として着てもらえるくらいのポジションがちょうど良いと思います。

当社の着物はフルセットレンタルで、着付けもサービスでご提供していますので、仕事帰りや、デートの途中に手ぶらでお越しいただいても気軽にご利用いただけます。
最初のきっかけさえあって、本来の着物の良さを知る機会があれば、自然とハマる、それだけの魅力が日本文化にはあると思います。

渋谷という好立地を活かして、若いお客様や外国からのお客様にも、着物の良さを伝えていきたい。

今はお客様から、「着物って意外といいですね!」という言葉を聞くのが、何より嬉しいです。
特に、この「意外と」を引き出したいと思っています。

まさに「なかせてみせようホトトギス」の精神

(編集部)
まさに「なかせてみせようホトトギス」の精神で、着物の良さを伝えようと取り組まれているのですね。
今日はありがとうございました。

レンタル着物あきの情報はこちら:
店舗:渋谷本店、銀座店、池袋店、横浜店ほか
URL: http://kr-aki.co.jp/
フリーダイヤル:0120-411-529(渋谷本店)

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